(ほぼ)まいにちFilm

Filmの中の人が書く、徒然(つれづれ)なる日々です。

10. 夏になると思い出すこと。

 

 

こんばんは。

 

蝉が大合唱をする時期になり、

イカやキャンプ、プール、お祭り、など

夏らしいイベントが盛り上がってきた頃ですね

 

私は毎年夏になると思い出すんです。

 

おじいちゃんのこと。

 

数年前、私の大好きだったおじいちゃんが亡くなってしまいました。

 

大動脈解離。

 

その単語を聞くのも嫌。完全にトラウマワードになりました。

 

わたしが小学生の頃は

隣の県に住んでいたおじいちゃんの家に

毎年夏休みになると両親に連れて行ってもらい、

イカを食べたり河川敷にお散歩しに行ったり

花火をしていました。

 

幼少期の頃の覚えている出来事は

ほとんどおじいちゃんと過ごしている記憶で、

自分でも自信もって言えるくらいの"おじいちゃんっこ"だったんです。

 

おじいちゃんの家に泊まりに行ったある夏、

いつものコースの河川敷にいとこ達も一緒にお散歩しに行きました。

 

自然がいっぱいのおじいちゃんの家の近くは、

沢山の植物が青々しく伸び伸びと育っているような

豊かな場所でした。

 

みょうがもすくすくと育っており、食べ頃で

おじいちゃんが採り方を教えてくれて

沢山持って帰ったのです。

 

当時の私はまだ味覚がお子様で

みょうがは辛くしぶい味がして

そこまで好きではなかったのですが

 

この歳になり、

自分でご飯を作って食べるようになった今は

スーパーでみょうががたくさん出回る季節になると

おじいちゃんのことを思い出して

ついつい買ってしまうのです。

 

おじいちゃんは草笛の吹き方

指笛の吹き方

植物の名前

おいしさを教えてくれました。

 

私はその思い出とたくさんの知識を胸に

月命日におじいちゃんを思い出して

私のおじいちゃんを知らない彼に思い出を話しています。

 

私がつくるキャンドルが景色が中心な事も

その思い出が少なからず影響していると思います。

 

亡くなったその日のこと

数年経った今でも

鮮明に覚えています。

 

自分も誰かの記憶に残るような人でありたい

私のキャンドルも誰かの記憶に残るようなものでありたいです。

 

 

 

今日は少し暗い切ない記事になってしまいましたが

文字に起こして残しておきたかった記憶だったので

この場を借りて書かせて頂きました。

 

また更新しますね*

 

おやすみなさい。